ご挨拶

アンニョンハセオー、こんにちは。
「魚谷さんのキムチ」店主の魚谷美蘭です。

魚谷キムチを御利用いただき心より感謝致します。
魚谷キムチの事を少しでもわかっていただければという気持で、少し説明させていただきます。
下手な日本語で恥ずかしいと思いますが、どうか最後まで読んでいただけるとうれしいです。

私は、韓国・大邱(テグウ)から徳島の魚谷家へお嫁に来ました。日本語をしゃべるのは大得意になりましたが、文字を書くのは勉強中です。

私がキムチ作りを始めたきっかけは、18年前に徳島へ来て、初めて口にしたキムチになじめなくて、色々なお店のキムチを食べてみましたが、やっぱり私の故郷の味には遠く、母の作ったキチムがとても恋しくなりました。
でも、日本では手に入らない・・・

「そうだ!なければ自分でキムチを作ろう!本当のキムチを徳島の人達にも食べて欲しい」と思い、自分がおいしいと思うキムチを作り始めました。

おいしいキムチがあると聞けば、行ったり、取り寄せてみたり、本当にたくさんのキムチを食べました。

そして、「母の味」「私の味」の「魚谷キムチ」を育ててきました。

『魚谷さんちのキムチ』は、徳島にある小さなお店です。
私たちが一番おいしい、そして体にいいと思う商品を提供させていただき、たくさんのお客様からご意見をリピートさせていただきながら、さらなるおいしさと信頼を築きあげてきました。それが自信であり、誇りでもあります。

今はスタッフに支えられ、そして徳島の皆さん、日本全国所々より「魚谷キムチ」を応援していただいています。

それともう一つ忘れてはならない事。
私がこれほど、おいしいキムチを作れたのは、徳島のおいしくて新鮮な魚、空気、水とスタッフ全員の真心があったからだと私はそう思います。

『魚谷さんのキムチ』では、私が母国で教わった味を味を大切にしながら、さらに日本の新鮮でおいしい素材を積極的に活用し、お客さんに「おいしかったー、また食べたいなー」と言っていただけるようなキムチを追求するため日夜勉強中です。

魚谷キムチでは、白菜の泥を落とすことから、タレ作り、タレ塗りなども、商品を作るすべてを手作業で行っています。
そんな徳島産の本格韓国キムチ「魚谷キムチ」を一度食べていただき、その日から"「キムチ」といえば「魚谷さん」"と真っ先にイメージしていただけるよう、これからも努力をしていきたいと思っています。

平成12年9月1日  魚谷キムチ 魚谷美蘭